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From: egi@sannet.ne.jp (Katsumi Egi)
Newsgroups: fj.rec.movies
Subject: Re: 紅茶がおいしそうな映画
Date: Mon, 16 Oct 2000 07:29:41 +0900 (JST)
惠木と申します。
In article <28600-39E95463-124@newsd-12.iap.tokyo.webtv.ne.jp>,
nyanko32@webtv.ne.jp says...
>
>ともあれ、紅茶に限らず、この映画のこれがおいしそうだったとか、あの
>食べ方・飲み方はひどいとか、そういった印象や感想をお持ちの方、いろ
>いろお聞かせくださいませんか。そういうトリビアルな話、嫌いな方じゃ
>ないものですから、酔狂につき合っていただければ幸いに存じます。
Subjectに拘って、紅茶が出てくる映画を考えてみました。
『十番街の殺人』(リチャード・フライシャー 1971)
一見善良そうなアパート管理人だが、その実、変質者で殺人鬼である
リチャード・アッテンボローが、目を付けたアパート居住者を懐柔する
ために、紅茶を何度も運んでくる。その紅茶の生温そうで、まずそうな
こと!
『晩春』(小津安二郎 1949)
この映画で原節子とその親友である月丘夢路は何度も紅茶を飲むはず
です。そして、当時としては(多分)とても贅沢なティー・セットが登場
していました(と記憶しております)。
ちなみに原節子とその父親、笠智衆は日本茶を度々飲んでいました。
そのいずれのシーンも美味しそうだった(と思う)。
あとは、ヒッチコックや、パウエル/プレスバーガーなんていう英国
人監督の作品では紅茶が度々登場していたはず。最近BSで放映された
『天国への階段』(1946)の中にも確か紅茶のシーンがありました。それ
から、『ラスト・エンペラー』に登場する英国人ピータ・オトゥールも
美味しそうに紅茶をすするシーンがあったように思います。
--
惠木
From: egi@sannet.ne.jp (Katsumi Egi)
Newsgroups: fj.rec.movies
Subject: Re: ケビン・スペイシー自らを語る
Date: Thu, 26 Oct 2000 00:43:49 +0900 (JST)
惠木です。
In article <8t6o3m$3iv$1@news.pep.ne.jp>, miyahara.hide@pep.ne.jp says...
>
>だけど、K・ヘップバーンは彼女の映画をあまり見たことが
>ないので、似てるのか似てないのかわからなかった。会場
>では大ウケだったところをみると、そっくりなんでしょうねぇ。
雰囲気出ていましたよ。若い頃(ジョージ・キューカーの常連だった頃)
というよりも、『旅情』以降のキャサリン・ヘップバーン、といった感じ
でしたが。
他にもジャック・レモンとかマーロン・ブランドとか、似ていましたね。
あと、ジェームズ・フォーリーの『摩天楼を夢みて 』って人気あるん
ですね。私は未見なのですが、俄然見たくなりました。
--
惠木
From: egi@sannet.ne.jp (Katsumi Egi)
Newsgroups: fj.rec.movies
Subject: Re: 昔の傑作サスペンス映画を教えて。
Date: 30 Oct 2000 23:02:11 GMT
惠木と申します。
In article <8tjofd$g8p$1@newsgw8.odn.ne.jp>, aam69920@nyc.odn.ne.jp says...
>
>京と申します。よろしくお願いします。
>
>あなたのお気に入りのサスペンス映画を、教えてください。
『M』(1931 フリッツ・ラング)
『獣人』(1938 ジャン・ルノワール)
『ローラ殺人事件』(1944 オットー・プレミンジャー)
『白熱』(1949 ラオール・ウォルシュ)
『バファロー大隊』(1960 ジョン・フォード)
『スリ(掏摸)』(1960 ロベール・ブレッソン)
『皆殺しの天使』(1962 ルイス・ブニュエル)
『召使』(1963 ジョゼフ・ロージー)
『ふるえて眠れ』(1965 ロバート・アルドリッチ)
『恐怖のメロディ』(1971 クリント・イーストウッド)
#デ・パルマはともかく、ヒッチを抜いて考えるのって結構つらい。
From: egi@sannet.ne.jp (Katsumi Egi)
Newsgroups: fj.rec.movies
Subject: Re: 昔の傑作サスペンス映画を教えて。
Date: 31 Oct 2000 13:47:00 GMT
惠木です。
In article <8tk281$264$1@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>, m-ishibashi@mtb.biglobe.ne.jp
says...
>
>さらに、かなり古い作品だけど、W.ワイラー監督の『必死の逃
>亡者』(1956)。これはそれ以上に面白い。傑作だと思います。
リー・ガームスという天才的なカメラマンが支えている部分が多いと
は言え、この映画のワイラーの演出はお見事ですよね。
私も子供の頃は、ワイラーなら『ベン・ハー』や『ローマの休日』が
好きだったのですが、今となってはワイラーのベストはこの『必死の逃
亡者』かも知れないと思っています。文句のない傑作です。
>でも、極めて個人的な趣味ですが、L.カスダン監督の『白いドレ
>スの女』(1982)。 私は、この作品がサスペンス映画としては一
>番好きです。
『白いドレスの女』も大好きです。この頃のローレンス・カスダンって、
とっても期待していました。私がカスダンの名前を初めて意識したのは
『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』で、あの伝説的な脚本家リー・ブラ
ケットの遺稿を引き継いだ脚本家としてです。『白いドレスの女』は、
最近の『ワイルドシングス』なんかに比べても、ずっとよく出来た妖婦
モノだと思います。ミッキー・ロークの爆弾男も忘れがたいですね。
--
惠木
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