[1998年7月の記事へ] [1998年8月の記事はありません] [ホームページへ] [1998年のサブジェクト一覧へ] [1998年10月の記事へ]

Subject: Re: [Q]邦題 Newsgroups: fj.rec.movies Date: 11 Sep 1998 00:53:01 GMT 惠木と申します。 In article <6t8edi$6n7$2@sol.cyborg.ne.jp>, seto@cyborg.ne.jp says... >88 Earth > 大地(1937)かな? よくわかりません。  内田吐夢の『土』(1939)かもよ。そんなことないか... -- 惠木
Subject: Re: スタンリー・キューブリック 監督作品 Newsgroups: fj.rec.movies Date: 17 Sep 1998 11:11:01 GMT 惠木と申します。 In article <01bde22b$352489a0$9246c688@pci46>, yoichi-o@vd.jvc-victor.co.jp says... >それにしても、「非情の罠」とデビュー作(題名忘れました)を見る方法は、なん >かないもんでしょうか?  『非情の罠』KILLER'S KISS('55)...15程年前の名画座では、たまに かかっていました。私は、大毎地下劇場(大阪)で2回見ています。  クライマックスのマネキン工場の死闘に見応えあり。前半は殆ど覚え ておりません。 #あと、ラスト・カットは、ちょっとしたオチになってましたが、観客  の中には「なんじゃこれ?」という反応も多かった。  私は『突撃』Paths of Glory ('57) がイチオシです。 -- 惠木
Subject: Re: スタンリー・キューブリック 監督作品 Newsgroups: fj.rec.movies Date: 21 Sep 1998 10:37:23 GMT 惠木と申します。  Shota Azumaさんが書かれているのはキューブリックのデビュー作のこと でしょうか?なんか『非情の罠』と『現金に体を張れ』を合わせたような 雰囲気の映画ですね。:-) In article <3602D888.AB53D997@n2.sp.cs.cmu.edu>, sazuma@n2.sp.cs.cmu.edu says... > >三鷹オスカーという映画館が、昔ありましてその時、キューブリックのTV用に作成した >30分程度のものを見たことがあります。若い男が誰かを待っているのがこない。結局、 >たまたま(?)ガールフレンドが来て、悪事に身を染めずにすむ。男が道で立ってい >て、あれこれ考えているだけのシーンの連続。客からは、思わず失笑がこぼれてまし >た。 >その時に、題名はたしか、完全犯罪(?)で、競馬かなんかの売上を盗んで、結局最後 >は空港(?)でつかまってしまう。ラストシーンが、並んだガラスドアが同時に開い >て、二人の刑事がトレンチコートをこれまた同時に右、左にひらひらさせながら、入っ >てくるというのが印象的でした。 >記憶違いでしたら、ごめんなさい。 -- 惠木
Subject: Re: シェイクスピア Newsgroups: fj.rec.movies Date: 21 Sep 1998 10:43:58 GMT 惠木と申します。 In article <6tttp6$r01@berger-silverstone.justnet.or.jp>, miyuki.o@ma4.justnet.ne.jp says... >「オーソン・ウェルズのフォルスタッフ」ってのもあったなあ。これ観てないんだよ >なあ。観たいなあ。  この「フォルスタッフ」の合戦シーンの迫力は凄いよ!  だいたい、ウェルズのバイオレンス・シーンは『黒い罠』といい、 『審判』といい、キューブリック以上だと思う。  (別に比較しなくてもいいんだけど) -- 惠木
Subject: Re: テレビ番組の映画監督 Newsgroups: fj.rec.movies Date: 22 Sep 1998 22:03:13 GMT 惠木と申します。 In article , sid10286@first.win.or.jp says... > >他にも、著名な映画監督が演出したテレビ番組はあるのでしょうか。  「スチュワーデス物語」を見ていて... "今日は飛行機の離陸カットが妙にエロチックだなぁ" "風間杜夫と堀ちえみのからみの切り返しがバッチリ決まってる" と思っていたら、ラスト・クレジットで監督が増村保造だと判った。  あと、江崎実生は今でも大映テレビの演出で頑張ってますね。 「略奪愛・アブない女」なんかでも、彼にしかできないような ビデオ/スタジオ撮影による1台カメラの演出が見られました。 -- 惠木
Subject: Re: テレビ番組の映画監督 Newsgroups: fj.rec.movies Date: 23 Sep 1998 22:25:09 GMT 惠木です。 In article , sid10286@first.win.or.jp says... > >増村さんもそんなことしていたんですね。「スチュワーデス物語」は >見たことないのですが、噂には聞いています。 >毎週増村さんの作品が見れるなんて、豪華ですね。  増村保造が脚本に参加している回は多かったですが、演出に クレジットされたのは、私が覚えている限り1回だけだと思い ます。「スチュワーデス物語」の監督で多かったのは、やはり 江崎実生。あと、瀬川昌治の名前も覚えています。 >江崎さんの名が出るなんて凄いですね。久々に聞いて驚いています。 >「スクール・ウォーズ」とかの人でしょう。今テレビで何やっているんで >か。「黒い海峡」なんていうのを以前見ました。  『夜霧よ今夜も有難う 』('67日活)の監督、江崎実生は 最近でもゴールデンタイムのドラマで活躍されています。 「略奪愛・アブない女」では鈴木紗理奈や稲森いずみへ、 「凄絶!嫁姑戦争・羅刹の家」では加藤紀子へ、独特の 演技指導をしていました。  しかし「羅刹の家」で、和服姿の山本陽子が大股開きで、 三条美紀を鞭打つシーンには驚いた。 -- 惠木
Subject: Re: もう一度見たいあの映画 Newsgroups: fj.rec.movies Date: 28 Sep 1998 09:55:56 GMT 惠木と申します。 In article <6ujqi6$q7j@sr-sv06.harenet.or.jp>, hrytm-5@po.harenet.ne.jp says... > >私が,今から約20年前のクリスマスの頃に見た >アンソニー・クイン主演?の映画のタイトルを >どなたか教えていただけないでしょうか。 > >確か,「・・・命令 25時」だったような気が >するのですが  私も大昔にテレビで見た記憶があり、気になったので、調べました。 タイトルは"スティングレイ"では『25時』(1967)となっていました。 "IMDb"では『The 25th Hour』で検索できます。  子供の時に見たので判らなかったのですが、アンソニー・クインの 奥さんがヴィルナ・リージ。他にもマイケル・レッドグレーブ、マル セル・ダリオ、セルジュ・レジアニ、マリウス・ゴーリングなどが 出ていますね。監督はアンリ・ヴェルヌイユ。  うーん、もう一度見てみたい! <参考> [スティングレイ] http://www.stingray-jp.com/cinema/search/search2.htm [IMDb] http://us.imdb.com/search -- 惠木
Subject: 増村保造(Re: テレビ番組の映画監督) Newsgroups: fj.rec.movies Date: 29 Sep 1998 03:50:06 GMT 惠木です。 In article , sid10286@first.win.or.jp says... > >それから増村の話に戻るのですが、彼の作品でむかし「巨人と玩具」と >いうポップな映画を見たことがあります。ご覧になっているでしょうが、 >時代を感じさせないテンポの良さに感動したことがあります。 >あの時代のリズムにしては、妙に早さがあって、芝居でいう「キレ」が >いいですよ。これはテレビにつながる感性かもしれません。 『巨人と玩具』(1958)は恐ろしくスピーディな映画でしたね。 ライターなどの小道具を短いカットで挿入するリズムといい、 高松英郎をはじめとする俳優達のマシンガントークといい。 初期の増村のスタイルでしょうか。  この時期の増村作品では、他に『氷壁』(1958)を見ただけ です。デビュー作『くちづけ』(1957)を見てみたいです。 #もっとも後期だって沢山見逃していて...全仕事を見たい 作家の一人です。 -- 惠木
Subject: Re: あなたが選ぶ映画ベスト 5 Newsgroups: fj.rec.movies Date: 30 Sep 1998 22:25:54 GMT 惠木と申します。 In article <6unrn9$n21@ns2.nisiq.net>, it-@mx6.nisiq.net says... > >今、あなたが選ぶ映画ベスト5という企画をやっております。5つにしぼれと言う >こと自体間違っていると思いますが....。皆さん助けをかしてくれませんか。  じゃ、私も範囲を絞って挙げてみます。  1970年代以降の西部劇ベスト5だ! 『リオ・ロボ』(1970 ハワード・ホークス) 『ギャンブラー』(1971 ロバート・アルトマン) 『ワイルド・アパッチ』(1972 ロバート・アルドリッチ) 『天国の門』(1980 マイケル・チミノ) 『許されざる者』(1992 クリント・イーストウッド) #『ワイルド・バンチ』は1969年なので惜しくも入らない... -- 惠木
[1998年7月の記事へ] [1998年8月の記事はありません] [ホームページへ] [1998年のサブジェクト一覧へ] [1998年10月の記事へ]