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『X−メン』
(ブライアン・シンガー,2000)

 「映画」を作ろうとしているとは到底思えない『アベンジャーズ』なんかに比 
べれば、まあ見るべき点はあるが、やっぱりこの監督の演出はイマイチだと思う。 
 中盤まではあんまり詰まらなくて笑ってしまうぐらいだった。ブルース・デー 
ビソン演じる上院議員がミュータント化される仰々しいシーンだとかね。こうい 
うシーンは美術・装置で(CGでもいいけど)吃驚させてほしいです。なんとも、 
イメージが貧困。 
 しかし、ラスト近くの自由の女神を舞台にしたアクション・シーンにいたって 
おゝ、ヒッチの『逃走迷路』やん、と思ってしまい、俄然面白くなってくる。ラ 
ストのチェスの対決なんかも悪くない。やっぱりこういう映画はプロダクション 
デザインが大事だ。 

#ヒュー・ジャックマンという俳優の面構えは良いですね。将来に期待大。

(2001年10月に記述)