オスロ空港での飛行機激突の見せ方は、とてもスペクタクル。こゝが一番良か
った。逆行順行の同居は、見たことのない画面になって面白いシーンはもあるが、
概ね混乱しているだけに思える。音で誤魔化されてる気がする。アクションシー
ンとしては、最初に出てくる、空港倉庫での逆行する黒づくめの兵士との格闘は
全然良くない。かったるいなぁと思う。ハイウェイの場面の最初にバック走行で
追ってくるカットも全然怖くない。このシーケンスの終わりの部分、衝突を避け
るめにブレーキをかけられるかどうか、といったオーソドックスなスリルの部分
の方が断然いい。
ミッション・インポッシブル・シリーズなどでも感じるところだが、アクショ
ンとアクションの間の会話シーンが、理屈の説明に終始し退屈極まりない。主人
公のジョン・デヴィッド・ワシントンとニール−ロバート・パティントンと、あ
るいは、プリヤ−ディンプル・カパディアとの会話シーン。こういうところでテ
ンションを持続させる演出が大事じゃなかろうか。
キャサリン−エリザベス・デビッキの佇まいはいい。彼女が映っているカット
はスペクタクルだ。
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