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『L.A.コンフィデンシャル』
(カーティス・ハンソン,1997)

 なんとも刺激を欠いたフィルム。物語はそれなりに刺激的なのかも知れないし、
物語をそれなりにソツなく語っていることは認めるが、画面にインパクトがない。
この演出では私には訴求しない。
 まず決定的にキム・ベイジンガーに失望した。少なくも、巷で云われるような
具合でキム・ベイジンガーが美しいとか、ベロニカ・レイクそっくりだとか思え
ない。ヘア・スタイルが似ているだけだ。
 以前からイマイチ好きになれないケヴィン・スペイシーも、いつもながらのこ
れみよがしな大きな演技で、カリスマ性のある演技であることは認めるけれども、
私には、どうにもあざとく感じられて仕方がない。