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『11人のカウボーイ』
(マーク・ライデル,1971)

 終盤の安易な展開は「いくらなんでもなぁ」という気がする。「これが子供で
なければ許せるかも」という感覚も我ながら厳格さを欠く。という訳で何とも嫌
な後味の残る西部劇だが、しかし中盤までは悪くない。それはブルース・ダーン
の悪役造型に拠っているところ大。ジョン・ウェインのヒーローとしての格好良
さ、度量の大きさについてはこれぐらい見せるのが規定値だとして、それに悪役
として対抗できているブルース・ダーンの存在感は刮目に値する。