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『ファントマ対ファントマ』
(ルイ・フイヤード,1914)

 冒頭、変装したファントマのバストショットが数ショット挿入されるのだが、
これがすこぶる格好いい。なんともゾクゾクさせる出だしでこれぞ活劇の王道と
いう思いがする。あとは全編フィクスのフルショット中心の画作りでやや単調な
感が否めないのだが、しかし集金係の男が殺害されるシーン周りの階段と2つの
部屋の使い方なんかも面白く、実に考えられていると思う。