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『DEAD END RUN』
(石井聰互,2003)

 全体的には中程度の出来だと思うのだが3編の内、2つはよろしい。すなわち
一つ目の挿話「LAST SONG」の粟田麗の唐突さ。そして三つ目の挿話「FLY」の浅
野忠信と市川実日子の緊張感。とりわけ「FLY」におけるビルの屋上のシーンは
いいですね。3人の刑事−國村隼、田中要次、光石研も面白い。落下のイメージ
とその顛末もふるっている。